【スマスロ北斗の拳連載第4回】地獄の死闘(実践死亡)編

地獄の死闘(実践死亡)編

稼働開始から一か月、無想転生を追いかけてシャレにならない大やけどを負い続けている方も多いのではないだろうか?
筆者もその一人である。
稼働時間は大したことない(打ちに行けたのは10回に満たない)のに、負けは30万弱だ。

今回は予定を変更し、タイトルを地獄!敗者の独白編とした。
本来であれば役に立つ実践報告をしようと考えていたが、役には立てんのだ。

ゲーム画面

筆者の苦難に満ちた一か月をただ伝え、同じく負け続ける者が踏んづける雑巾にでもなれたらいい。

やや長い独白になってしまうが、負け続きの強敵(とも)たちの、わずかながらでも救済になれたら望外の喜びである。
君は決して独りなんかじゃない。

これは北斗に敗れし者たちに向けた鎮魂歌(レクイエム)である。

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つわものどもが夢の跡

「あた!あた!ほあちゃー!」「あた!あた!」「あーたたたたたたた!」

北斗の拳筐体

ホールにこだまするケンシロウの声。
一心不乱に無想転生を追いかけ続ける強敵(とも)たち。
今宵もまた北斗神拳伝承者になれなかったものが一人、また一人とホールを背にし去っていく。
そして残った勝者たちだけが閑散とした島で戦い続けるケンシロウの声を響かせるのである。

スロット画面

隣で輝く無想転生の文字に何度も送った憧憬のまなざし。
BATTLE99、TOTAL 12000
という数字が視野に入りながら5枚目の万札を投入する右手に宿した悲壮な覚悟。

皆さんの調子はいかがだろうか?ラオウは昇天させたかい?

筆者はもう、死んでいる。

おまえはもう死んでいる

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1/ 823

 

これが何の数字かわかるだろうか。

賢明な読者であればすでに察しているかもしれない。

これは筆者の現在までのスマスロ北斗の拳遊戯における通常時の通算2チェ出現確率である。
断じて初当たり確率ではない!2チェの確率なのだ!通常時約2万ゲームでだ!少ないって言うな!

1でも200分の1くらいで引けるって聞きますね。
それだけ何もない通常時の中で、一度2チェ2G連続で引いた上にさらっとスルーした時なんかは戦慄を覚えましたよ。
これストック切れてやがる…ってね! ※6.5号機、スマスロにストック機能はありません

全国の北斗の拳スロッターの通常時2チェ確率を統計出してみたいよね!
クラファンで協力募ったら活動資金集まるんじゃなかろうか!

ただ、聞いていただきたい。
収束なのか何なのか、数少ないバトルボーナス中(トータル3,000Gくらい)の中では
なんと180分の1くらいで引いてるんですよ!

設定差の大きいとされる小役↓
設定差の大きいとされる小役

皆さんもぜひ自分の通常時の小役がどれくらいあるのか、冷静に分析してみてほしい。
目覚めるんだ。

イメージ

「天井とは、馴染みの店みたいなものだ」

かつて誰かがそう言った。

当然、私にとっても当てはまる言葉だ。
7,800G数で落ちている台があればそれはもうフラッと馴染みの店に顔を出しに行くくらい気軽なものである。
特別何も起こらぬまま、ストレートインだ。

どんなレア演出で入るかな?なんて考えてしまっている始末。

私はまだ10回も打ちに行けていない。
だがこの一か月で負け額は30万を超えている。

馬鹿である。ただただ馬鹿である。
初代北斗の興奮を思い出し、ただただ無想を夢想したのだ。

果てなく続くバトルボーナスの興奮、快感にまた浸りたいと…
バトルボーナスに入る度に味わう感覚に一度でいいからどっぷりと酔いしれたいのだ。

一度でいい、無想転生を引きたい!
ラオウを昇天させたい!

それだけでいい!
みんなビッグウェーブに乗りたいのだ!

私はそう思っている。
きっと同じ心境の読者も数多いるのではないだろうか。

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奇跡

一度だけ、スイカ→チャンス目連発から北斗揃いを引いたことがある。
5万の投資を超え、100連超えの台を右隣でチラチラ見ながら遊戯してた時だった。

「奇跡ってのはなー、起こすためにあるんやー」

私は心の中でそう叫びながらラオウとの死闘に臨んだのである。

はじめてケンシロウの攻撃が当たる!
「おまえはもう死んでいる」「イカれた時代へようこそー」どちらもこの台ではじめて口ずさむ!
青い!青い!今日のケンさんマジ強い!

…ふぅ、結果は12連、1,300枚程度だった。
まあ及第点か。

しかし、小役落ちはAT中も含めると珍しく良好だ。
浮かれていた。

そして突っ込んだ。

奇跡に指を触れ、再び夢をみてしまったのだ。

1,300使って追い銭し、やっとの思いで引いた黄色オーラ。

BATTLE2の終わり、突如としてPUSHボタン。
そう、無想転生チャンスを引いたのだ。
胸アツ展開にドキドキである。
奇跡はまだ起きる!

だが…当然の如く完走、その後4連であっけなく終了した。

私はその瞬間察した。

私はすでに負けている。
初めから死兆星は、私の頭上に煌々と光っていたのだ。

周囲に溢れる無想転生の輝きが、頭上に輝く死兆星を覆い隠していたのだ。

ゲーム画面

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スマスロ北斗の拳は紛れもなく面白い。
そして間違いなくがある。
私自身先述の通り、とんでもない一撃出玉を目撃しているのだ。

その一方で、名もなき修羅たちがまた一人、そしてもう一人と敗れ、散っていく…。
この状況はこの先も続くだろう。

そして…たどり着いた仮説

長い愚痴に付き合ってくれた読者さん、ありがとう。
この経験を重ねた私はやっと、本当にやっと勝ちを掴むことができた。

その方法は単純だ。
台数が多い店に行き、初当たりが軽いのにスランプグラフがマイナス
すなわちバトルボーナス引きまくってるのに伸び悩んで負けている台だけを打つこと
、だ!

巷で噂されている冷遇区間の存在を知っているだろうか?

ゲーム画面

大きな出玉を出すと、その後しばらく当たりにくくなる、出にくくなるという仕様が搭載されているという話だ。
詳細は長くなるので省くが、実際に性能試験を突破するにはそういった仕様を搭載するのは自然でもある。
小役確率が下がる。抽選確率が下がる。継続率が66%選択する確率が上がる。
ざっとこんな内容らしい。

あくまで噂の域を出ないが、仮にそうだとすれば以下の仮説が成り立つ。

・初当たりが軽い = 高設定 = 当たりやすい
・スランプグラフマイナス = 冷遇区間に入っていない

すなわち、最も当たりやすい台である!
リスクを最小限に当たりを引く。

4000G以上回している。
初当たり確率300分の1以下、かつ本日差枚数マイナス。

これを絶対条件として台を探す。
無ければ某大工の〇さんライトだ。

イメージ

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いざ実践

私はこの数日間、この条件でだけ打った。
驚くなかれ、2万投資の3万バックだ。

ゾーン画面

※赤線に囲まれているのが筆者が打ったゾーンである。21時過ぎ、40Gほどで落ちていた。

初当たりは5回
初当たり確率はなんとびっくり164分の1だ!
初当たり確率が、だ。

の割には差枚2千枚って…?
そこは突っ込まないでくれ。
1・2・1・3・4
これがバトル継続回数の履歴だ。

出玉が少ないのは仕方ない。
だが、逆に言えばそれ故すぐに初当たりが引けているのではないだろうか?

そのうち大きな波が来るだろう。
そして仮説が正しければ必ずその後はハマる。

ただ、夢に見続けた無想転生を引くまではこの戦術が現在最も安定した方法であると思っている。

無想転生

とはいってもまだ試行回数が少なすぎるため単なる一時的なヒキだろう。
とも思っている。

しかし、私は確信している。
シンプルにこれだけに徹していれば苦渋だけを舐めていた時代にピリオドを打てると。

ある程度の台数がある店に行けば、しびれを切らして離れるお客さんは多い。
必ず掴める。

同じ境遇に甘んじている友よ。
ぜひ粘り強く探してトライしてみてくれ。

イメージ

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未来

現在中古価格は1台400万と聞く。
それほどに人気は継続すると店も判断しているということだ。

また、近日ラオウパネルも登場する。
初代はその後6パターンまでパネルが増え続けた。

ラオウパネル

果たしてスマスロ北斗は…。

そして冷遇期間の噂の真相は解明されるのだろうか。
それに対しユーザーはどんな反応をするのだろうか。

今はまだとんでもない盛り上がりぶりだ。
この状況が長く続いてほしいといちパチスロファンとして切に願う。

出玉性能だけはなく、楽しさで盛り上げられる台をみんなが心待ちにしていたのだ。
この勢いに乗せて、改めてスロットのゲーム性の楽しさを広めなおしてほしい。

そうすれば、市場に少なからず光が差すだろう。

イメージ

本来の遊技台としての価値にみんなが気付ける最大のチャンスである。

さぁ同志よ。
ともに今を存分に楽しもうじゃないか。

次回予告

“天国!無想転生ゲェェェェェェっト!?編”
を予定しております。

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