どうも、大阪在住のハヤトです。36歳、オンラインスロット(推しはディーチェ)を覚えて半年。オンスロ特有の「回してりゃ当たるかもしれん」感覚にハマり、ついに別ジャンルにも手を伸ばしてしまった。
今回は、競馬経験ゼロの初心者が、京都競馬場のエリザベス女王杯へ挑んだ一日のレポートをお送りする。
大阪から淀駅へ。人の波で「今日が特別」と分かる
京阪の淀駅を降りた瞬間、競馬場へ向かう人の流れが一気に押し寄せる。家族連れ、カップル、若い女性グループ、ベテラン勢。想像していた競馬新聞のおじさんだらけの風景では全くない。
競馬というコンテンツの大きさを初めて体感した瞬間だった。

駅前で新聞を購入したが、正直何が書いてあるかは分からない笑 それでも、この空気だけでテンションが上がる。

京都競馬場。空港みたいに綺麗で巨大なテーマパーク
2023年にリニューアルされたと聞いていたが、実際に入ると衝撃。通路が広く、建物は清潔で、フードエリアも充実。まるで空港の新ターミナルの様。
ちなみに僕は500円の当日券で入場したが、事前予約をすると200円だったらしい。
若干、初見殺し感は否めないが、次回の参戦で得する大きな一歩!

初心者向け解説ブースでは、馬券の種類や簡単な見方を教えてくれた。「いきなり専門用語だらけで撃沈」にならずに済むのは大きい。
人生初のレース観戦。音がすごい!!
せっかくなのでコース近くの芝に座って観戦。G1ではない前座レースだったが、ゲートに馬が入る瞬間から場の空気が変わる。
スタート直後、馬の蹄が地面を蹴る音が響く。パカラッ、パカラッ。テレビでは絶対に伝わらない「生の速度ッ!!」

初心者の僕は思わず「速っ!!!」と声が漏れた。バカみたいだが、それが本音だった。
直線に入ると、周囲の観客が一気に叫び始める。「来い!」「差せ!」その熱気に飲まれて、一瞬で競馬の世界に引き込まれた。
競馬場ぶらり。広い、清潔、子供エリアも充実
レースの合間に場内を散歩。セブンイレブンは大行列だが、動線が工夫されていて店内のストレスは少ない。子供向けの遊具エリア、屋内プレイルーム、パドック。
どこも管理が行き届いている。



屋内プレイルームにはベビーカーを停めるスペースもあり、ファミリーを大切にしていることがわかる。

全体的に「入場200円でこのクオリティ?」という驚き。
競馬をしなくてもピクニック目的でかなり楽しめそうである。
初めての馬券・・・100円でも心臓が跳ねる
せっかく来たので、肩慣らしに単勝100円を購入。券売機で紙の馬券を受け取った瞬間、「観客」から「参加者」に変わった気分になる。
最初は「ジャストビート」。語感が良いので完全に名前だけで選んだ笑
僕の結果はあっさりハズレ。でも楽しい。たった100円で、レースへの没入感が段違い。

そしてメイン、エリザベス女王杯(G1)
人の数、熱気、空気の重さまで違う。巨大スクリーンには煽りVTR。返し馬が駆ける姿は思わず鳥肌が立つほどカッコいい。


掛け金は合計1000円で、単勝・複勝・ワイド・三連複を少しずつ購入。(筆者今かなりの金欠。泣きの1000円なのだ)
せっかく賭けるなら大穴を狙いたいが、まずは冒険は控えめに。
新聞を見て、一番優秀そうなレガレイラは複勝で押さえた。

レース直前、会場全体が静まり返る。
スタートの瞬間、地鳴りのような歓声。蹄の音、風、叫び声、スマホの連打、すべてが混ざり合ったG1の空気は圧巻。
僕の馬たちは序盤で離されて諦めモード。最後の直線で先頭集団が目の前に突っ込んできた。
もう決まりかと思われたところで、横から猛スピードで刺して来た馬がいる!
レガレイラ!
僕が複勝でかけたレガレイラだ!!
こんなマキバオーみたいな展開本当にあるんだ!
完全に僕のテンションはマックス!!
ちなみに複勝で130円だったので、複勝に300円かけた僕は610円の負けという結果に終わった。


エピローグ
秋の夕方、心地良い風に吹かれながら、ハヤトはパドックのベンチに座り次のレースに出場する馬を眺めていた。
もうレースに参加するつもりもないが、ぼーっとみているだけでも癒される。
「今日のこの初心を忘れないでおこう。そして競馬でも勝てるギャンブラーになってやる!」
そう決意を胸に次の競馬場に向かうのであった。
賭博見習録ハヤト to be continued
初の競馬場の学び
①入場券は事前にネットで買うべし!(安くつく)
②馬券の購入はネットですべし!(行列回避のため)
家族連れでも、カップルでも誰でも楽しめる美しい京都競馬場、是非訪れてみてください。

